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特集LIFESNAPのつくるひと: フォトブックデザイナー・古我佳子さん インタビュー 「家族の物語を紡ぐライフブック」 01

01「きっかけは我が子の1冊。」
02「ワーキングママの日常。」
03「息子の七五三、息子のライフブック。」
04「母目線であり、デザイナー目線。」
05「ご家族に‘タイムマシーン’の1冊を。」


写真を撮ること、
そして写真を「残す」ことも
大切にしたいと考え誕生した、
オリジナルのフォトブック
「LIFEBOOK(ライフブック)」。
専属デザイナーによって
シンプルでありながらも、
ご家族の記憶に寄り添う
丁寧な1冊をお届けしています。
そんな手仕事のようなLIFEBOOKは
作れる冊数に限りがあり、
お届けにもお時間をいただいてしまうことも…
けれど、まだきっと知らない人も多いはず。
そこで、お届けして6年目を迎えるいま、
あらためてLIFEBOOKについて
作り手であるブックデザイナー・古我佳子さんに
聞いてみることにしました。
インタビューのすべてを全5回でお届けします。
担当は私、スタッフの今関です。



<古我佳子さんプロフィール>
デザイナー。北海道生まれ。小学生になる1児の母。2014年よりLIFESNAPのブックデザイナーとしてLIFEBOOKを多数手がける。


01「きっかけは我が子の1冊。」

— 今日はLIFEBOOK(ライフブック)の構成デザインを長年手がけていただいている古我さんから普段の仕事ぶりについて、改めて色々とお話を伺いたく思っています。どうぞよろしくお願いします!

古我:こちらこそ、お願いします。

— 早速ですが、LIFESNAPでのお仕事は、始めて何年でしょうか?

古我:えっと、今、小学校1年生になる息子が1歳の時からやらせていただいているので、5年になりましたね。

— あっという間に感じますが、これまでにどれくらいの数のライフブックを作っていただいていますか?

古我:800件ほどやらせていただきました。お宮参りや七五三などのお祝いごとを中心にいろんな種類をやらせていただいています。
— 800件ってすごいですよね!本当にありがとうございます。

古我:こちらこそありがとうございます。

実は今でこそ、このお仕事に就かせてもらえているのですが、前職がフリーランスで映画、テレビ、アニメといったDVDのメニュー画面のデザイナーをしておりました。テレビ局や映画業界のお仕事となるので、朝もなく夜もなく、おはようございますというような、不規則で‘超’がつくほど多忙な中だったので、子供が生まれ、子ども最優先となった時に続けていける職種ではなかったんですね。

なので、子育てがスタートして、自分のデザインスキルを活かしながら別に何かできる仕事がないかと考えていたんです。

— ハードなお仕事だったんですね。

古我:そんな時に、ちょうど自分自身の出産の瞬間から我が子の成長記録として写真を撮りためたもので自主制作のフォトブックを作っていたんですね。今のライフブックのような素晴らしい紙質や画質がそういったものではなく、もっと安価なもので作っていたんですけど、たまたま子どもに会いに我が家に来てくれた、同じくデザイナーの友人がそのフォトブックを見てくれて。

それがきっかけで当時、出張撮影の会社を立ち上げようとしていたカメラマンでもあり現LIFESNPを運営する富井さんを紹介していただくこととなりました。

— そうなんですね。お子さんの誕生とともに成長を写真に残していこうというお気持ちだったんですね。
古我:そうですね。出産する前から、指のアップ、足の裏、つむじ、歯が生えてない歯茎やまだ生え揃ってないまつげだったりもういろんなパーツを撮ったり、頭の中ではとっても素晴らしいフォトブックが完成していて、その子が大きくなった時にプレゼントしたい。そして、彼がお嫁さんをもらった時にこんなんだったんだよって見せてあげたくて、未来に繋がればという気持ちを込めてフォトブックを作ろうと決めていました。

— かなり具体的ですね!

古我:なので、それがきっかけで実際フォトブックを作るお仕事をさせていただけているということは大変幸せで良いご縁だったなと思います。

— お子さんが繋いでくれたご縁なのかもしれないですね。(笑)



(次回02「ワーキングママの日常。」へ続きます)
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